ファッキュー読書感想文
2014年9月10日 映画キャプテン・アメリカ/ウインターソルジャー(Blu-ray&DVD発売中)の感想を書いていきたいと思います。
アイアンマン→(インクレディブル・ハルク)→アイアンマン2→マイティ・ソー→キャプテン・アメリカ/ファーストアベンジャー→アベンジャーズ→アイアンマン3→ソー/ダーク・ワールド→本作と続くマーベル・シネマティック・ユニバース系列作品9(8)本目の謙虚な作品。みんなも見ましょう。
ジャンルはポリティカルスリラー。
あんまり聞き覚えのないジャンルだったので、かるーく検索をしてみました。
『スリラー (英語: thriller)は、文学、映画、TVでの幅広いジャンルの一つである。多くのサブジャンルがあり、それらはしばしばオーヴァーラップしている。テンポが速く、アクションの要素が高頻度に出ることが特徴で、プロット的には機知に富んだ少数の英雄的な主人公が重武装の強大な敵の計画を(しばしば暴力によって)阻止しなければならない、というものである』とのこと。(Wikipedia:スリラーの頁より。何言ってるかよくわかんないや)
ポリティカルってのは『政治的な』という意味なので、政治まで絡む巨大な敵の陰謀を主人公が機知と暴力で阻止する話ってことになりますかね。
前作を見ていなくても楽しめるとは思いますが、一応続きモノなのでファーストアベンジャーを見ておくことをオススメしておきます。
ウインターソルジャー→ファーストアベンジャーって見るのもアリといえばアリかも?
アベンジャーズ? 見てない人なんていないでしょ?
格好良いんだ! これがもう。
序盤から一気に惹き込まれた。
海賊に乗っ取られたS.H.I.E.L.D.の船。
人質救出作戦!
簡単な位置情報を聞いただけでパパっと作戦を立てちゃうわパラシュート無しで飛行機から海面に飛び降りるわとすごいシーンはあるのだが、やはり素晴らしいのはアクションシーン。
首謀者のバトロックとの1対1。
「盾が頼りか?」
「試してみろ」
ってやりとりといいフィニッシュの変態浴びせ蹴りといい、 めちゃめちゃ格好良いし、めちゃめちゃ動くんだよ!
ソーやアイアンマンと比べるとスケールが小さい(彼らは格闘なんてほとんどしないでしょ?)分、キャップの超人っぷりがわかるんだ!
劇場で見た時も「スローで見たい」「メイキング見せろ」「どこまでスタントマンなんだ?」とか、そんなことばっかり考えてたくらい。
はい。
物語のメインはS.H.I.E.L.D.による『インサイト計画』。
衛星からテロリストや犯罪者を発見し次第、衛星とリンクした新型ヘリキャリアで即射殺するシステム。
実行されれば善良な一般市民は犯罪に巻き込まれることは少なくなるでしょうし、そういうシステムがあるとわかれば犯罪も抑制される。素晴らしい!『お天道様が見ているから悪いことは出来ない』ってやつですね!
問題はそれが人間の手で行われること。
善良な一般市民にも等しく兵器を向けていること。
悪用されかねないということ。
俺個人としては別にどちらでもいいというか、自分を含めて誰が殺されようが関係ないし、その結果平和になるんだったらまあやってもいいんじゃない?
くらいに思うんですが、キャップはそうじゃない。
罰するべきは犯罪者であり犯罪を起こしそうな人ではない。 犯罪者を裁くためでも人々に兵器を向けるべきではない。
そう考える。
……あー、えーと、うん。ド正論だね?
でも、そうはできなかったから『インサイト計画』が立ち上がって、実行されるところまで来たんだよ。
だって犯罪に巻き込まれて死ぬ人とか人質にされる人とか損をする人とかいちいち守るの難しいし、時間かかるし、人員もお金もめちゃめちゃ使わなきゃいけないし、守れたところでマイナスだったものがゼロになるだけ。
「あっ、お金が欲しい」って思ってから真面目に働いてお金稼ぐより、どっかのワンオペチェーン店でも強盗したほうが絶対早いし簡単だもん。
きっと悪いことってのは、簡単なことなんだと思う。簡単なものが全て悪いってわけじゃあなくて。
簡単な方に、下へ下へと流されるその精神性が『悪い』ってことなんだと思う。
例えば面倒だから宿題をやらないとか、眠いから二度寝するとか、そんな程度のことでも。
難しくても目的のためによりよい手段や方法を探し続けること。
俺にはどうしても出来なかったこと。
それが多分、『正しい』ことなんだと思う。
『人間、低いところでとどまっていると、そこでよどむんだよ。よどんでしまったら、人間は終わりさ』(パワプロクンポケット6より)なんて言葉もありますしね。(ところで、全年齢対象のゲームで言う台詞じゃないよね、これ)
S.H.I.E.L.D.は強硬に『インサイト計画』を実行に移そうとする。
キャップはそれを認めない。無理矢理にでも止めるために少数の仲間とともに行動する。
そんなキャップの前に立ちはだかる亡霊、ウインターソルジャー(めっちゃ格好良い)。
キャップは超人で、スーパーヒーローだ。
でも俺はわざわざ頭に『スーパー』なんてつけなくてもいい、『ヒーロー』をこの映画の中に見た気がした。
アイアンマン→(インクレディブル・ハルク)→アイアンマン2→マイティ・ソー→キャプテン・アメリカ/ファーストアベンジャー→アベンジャーズ→アイアンマン3→ソー/ダーク・ワールド→本作と続くマーベル・シネマティック・ユニバース系列作品9(8)本目の謙虚な作品。みんなも見ましょう。
ジャンルはポリティカルスリラー。
あんまり聞き覚えのないジャンルだったので、かるーく検索をしてみました。
『スリラー (英語: thriller)は、文学、映画、TVでの幅広いジャンルの一つである。多くのサブジャンルがあり、それらはしばしばオーヴァーラップしている。テンポが速く、アクションの要素が高頻度に出ることが特徴で、プロット的には機知に富んだ少数の英雄的な主人公が重武装の強大な敵の計画を(しばしば暴力によって)阻止しなければならない、というものである』とのこと。(Wikipedia:スリラーの頁より。何言ってるかよくわかんないや)
ポリティカルってのは『政治的な』という意味なので、政治まで絡む巨大な敵の陰謀を主人公が機知と暴力で阻止する話ってことになりますかね。
前作を見ていなくても楽しめるとは思いますが、一応続きモノなのでファーストアベンジャーを見ておくことをオススメしておきます。
ウインターソルジャー→ファーストアベンジャーって見るのもアリといえばアリかも?
アベンジャーズ? 見てない人なんていないでしょ?
格好良いんだ! これがもう。
序盤から一気に惹き込まれた。
海賊に乗っ取られたS.H.I.E.L.D.の船。
人質救出作戦!
簡単な位置情報を聞いただけでパパっと作戦を立てちゃうわパラシュート無しで飛行機から海面に飛び降りるわとすごいシーンはあるのだが、やはり素晴らしいのはアクションシーン。
首謀者のバトロックとの1対1。
「盾が頼りか?」
「試してみろ」
ってやりとりといいフィニッシュの変態浴びせ蹴りといい、 めちゃめちゃ格好良いし、めちゃめちゃ動くんだよ!
ソーやアイアンマンと比べるとスケールが小さい(彼らは格闘なんてほとんどしないでしょ?)分、キャップの超人っぷりがわかるんだ!
劇場で見た時も「スローで見たい」「メイキング見せろ」「どこまでスタントマンなんだ?」とか、そんなことばっかり考えてたくらい。
はい。
物語のメインはS.H.I.E.L.D.による『インサイト計画』。
衛星からテロリストや犯罪者を発見し次第、衛星とリンクした新型ヘリキャリアで即射殺するシステム。
実行されれば善良な一般市民は犯罪に巻き込まれることは少なくなるでしょうし、そういうシステムがあるとわかれば犯罪も抑制される。素晴らしい!『お天道様が見ているから悪いことは出来ない』ってやつですね!
問題はそれが人間の手で行われること。
善良な一般市民にも等しく兵器を向けていること。
悪用されかねないということ。
俺個人としては別にどちらでもいいというか、自分を含めて誰が殺されようが関係ないし、その結果平和になるんだったらまあやってもいいんじゃない?
くらいに思うんですが、キャップはそうじゃない。
罰するべきは犯罪者であり犯罪を起こしそうな人ではない。 犯罪者を裁くためでも人々に兵器を向けるべきではない。
そう考える。
……あー、えーと、うん。ド正論だね?
でも、そうはできなかったから『インサイト計画』が立ち上がって、実行されるところまで来たんだよ。
だって犯罪に巻き込まれて死ぬ人とか人質にされる人とか損をする人とかいちいち守るの難しいし、時間かかるし、人員もお金もめちゃめちゃ使わなきゃいけないし、守れたところでマイナスだったものがゼロになるだけ。
「あっ、お金が欲しい」って思ってから真面目に働いてお金稼ぐより、どっかのワンオペチェーン店でも強盗したほうが絶対早いし簡単だもん。
きっと悪いことってのは、簡単なことなんだと思う。簡単なものが全て悪いってわけじゃあなくて。
簡単な方に、下へ下へと流されるその精神性が『悪い』ってことなんだと思う。
例えば面倒だから宿題をやらないとか、眠いから二度寝するとか、そんな程度のことでも。
難しくても目的のためによりよい手段や方法を探し続けること。
俺にはどうしても出来なかったこと。
それが多分、『正しい』ことなんだと思う。
『人間、低いところでとどまっていると、そこでよどむんだよ。よどんでしまったら、人間は終わりさ』(パワプロクンポケット6より)なんて言葉もありますしね。(ところで、全年齢対象のゲームで言う台詞じゃないよね、これ)
S.H.I.E.L.D.は強硬に『インサイト計画』を実行に移そうとする。
キャップはそれを認めない。無理矢理にでも止めるために少数の仲間とともに行動する。
そんなキャップの前に立ちはだかる亡霊、ウインターソルジャー(めっちゃ格好良い)。
キャップは超人で、スーパーヒーローだ。
でも俺はわざわざ頭に『スーパー』なんてつけなくてもいい、『ヒーロー』をこの映画の中に見た気がした。
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